
今回は通貨ペアの強弱をトレードに生かす方法について解説していきます。
通貨の強弱を意識すればより大きく動く通貨ペアに狙いを定めて効率よく利益を上げることが可能です。
通貨の強弱を簡単に分析できるツールもご紹介しますので是非お役立てください。
FXの取引対象となる通貨ペアは異なる2国の通貨がついになったもので2つの通貨の強弱に応じてレートが変動しています。
ドル円を例にすると上昇トレンドが発生している状況は円よりもドルの方が強い円安ドル高状態、逆に下降トレンドが発生している場合は取るよりも円の方が強い円高ドル安状態となります。
一定の値幅で停滞するレンジ相場の場合は両通貨の力が拮抗していることを示します。
一つの通貨ペアからは2つの通貨の強弱を読み取れるわけですが分析対象を増やせが3つの通貨の強弱を比較することも可能です。
例えばドル円で書いて優勢の上昇トレンドが発生している場合は円よりもドルが強い相場環境であることがわかります。
同じタイミングでユーロドルを見るとこちらでも上昇トレンドが発生していました。
この場合は取るよりもユーロが強いことになります。
したがってドルユーロ円の3通貨で一番強いのはユーロ2番目は米取る最も弱いのが塩ということがわかります。
こういった相場環境では最弱の円を売って最強のユーロを買うトレードした方が大きな値幅を取ることができ利益効率が高くなります。
つまりユーロ円の買いポジションを立てるのがベストの選択肢となるわけです。
このように通貨の強弱を分析して最適な通貨ペアに資金を投入することができればFXの利益効率は大きく高まります。
先ほどの例ではドル円とユーロドルの2つのチャートから3通貨の力関係を分析しましたがもっと簡単にたくさんの通貨の力関係がわかるツールがあります。
ということで為替市場の主要通貨である米ドルユーロ日本円、ポンド、豪ドル、ニュージーランドドル、スイスフラン、カナダドルの8通貨の力関係がとわかるツールを2つご紹介したいと思います。
力関係が分かる2ツール
どちらもWEB上で使用できる無料ツールとなっていますのでぜひご活用ください。
マタフ
1つ目のオススメツールはマタフです。
また触れは縦軸に強弱よく軸に時間が表されます。
現場で最も強いのはスイスフラン最も弱いのはポンドということです。
こういった相場環境ではスイスフランを買ってポンドを得る取引を狙うのが有効となります。
つまりポンドスイスフランで売り場を探していくのがベストな選択肢です。
マタフのいいところはカスタマイズ性が高いことです。
表示させる時間軸や通貨ペアを自由に選択することができますので欲しい情報だけを選りすぐることが可能です。
ただ最も小刻みな5分を選択しても過去1週間の強弱しか表示されません。
マタフはスイングトレーダーにとっては使いやすいツールですが短期派トレーダーの方にとっては参考にしづらいという欠点があります。
Currency Strenght Chart
そこで短期派トレーダーにオススメなのがCurrency Strenght Chartです。
使い方見方はまた二と同じなのですが過去1日の通貨の強弱を細かく表示してくれます。
短期ハトレーダーの方はCurrency Strenghtを通貨の強弱分析のメインとしより大きな流れはマタフで見るといった使い方だけがおすすめです。
ただCurrency Strenghは時間軸や表示させるツーカの選択といったカスタマイズ機能はついていませんので少し情報がごちゃごちゃしてしまういうところが残念なところです。
ということで通貨ペアの強弱についての解説は以上です。
通貨の強弱を分析できるようになるとより効率の良い通貨ペアに資金を入れることができるのでトレードの利益効率がぐっと高まります。