
業者を選ぶにあたって気にするべきポイントについて解説していこうと思います。
初心者の方は特に何を基準に決めればいいかをよくわからなかったりすると思うので、解説内容を参考にしてみてください。
ポイント1:スプレッド
スプレッドとは要は手数料みたいなものですが、最近は国内外問わずスプレッド競争が激しくなってきておりFXを始めた4年前に比べるとどこもスプレッドが狭くなってきています。
国内業者はドル円の場合0.2pipsくらい狭いところだと0.1台のところもあったりします。他にはクロス円の中で値動きが激し目で人気の高い通貨ペア ポンド円なんかも見てみると大体一銭つまり1pipsぐらいです。ポンド円は結構値動きが激しいのでそれでスプレッド1pipsはかなり狭い方です。
さてお次は海外業者です。こちらは国内業者に比べてスプレッドに差があります。
国内業者の場合のドル円のように露骨に取引量が多い通貨ペアがないということもあって、どこかの通貨ペアだけ特別に狭いということはないです。 海外業者は素直にボラティリティに合わせてスプレッドを設定している印象が強いです。
ドル/円・ユーロ/円・ポンド/円・ユーロドルの中で最もボラティリティが高いポンド/円のスプレッドが一番高いです。それ以外も基本的なボラティリティの高い順にスプレッドが高くなっています。ドル/円の場合だと一番低くて0.8pipsということなので国内業者の方が圧倒的にスプレッドが狭いのです。
ちなみに私がFXを始めた時だとドル円のスプレッドは国内は0.3pipsくらい海外だと狭くて1.5pipsくらいでした。スプレット年々どんどん狭くなっていっていると言えるでしょう。
個人的にはどちらかというと国内よりは海外業者の方がスプレッド競争は激しいような印象を受けています。最近では口座タイプによっては海外業者でもドル円のスプレッドが0.3pipsになる所もあるようで、競争が激化しているようです。
スプレッドには固定制と変動性がありますが、国内外問わずだいたいの業者は変動制です。
基本的には値動きが落ち着いていればスプレッドは狭く、激しければ広くなるといった感じです。ただ国内業者に比べて海外業者はスプレッド変動がかなり激しいです。
何にもないときに急に広がったりはありませんが急な値動きが起こったとき、早朝のニューヨーク市場が終わった後の相場参入者が著しく減少する時間帯なんかはスプレッドが一時的に大きく広がったりします。ここに関しては資金管理を厳密にしたいという場合は、若干ネックになりうるのでデモ口座などであらかじめ試してみるのも良いかと思います。デモ口座でもリアル口座でもスプレッドは一緒です。実際どれくらい変わるのかというのも感じ取れると思います。
ポイント2:レバレッジ
次はレバレッジです。日本では最大レバレッジは25倍までという決まりがあります。
国内業者や日本の金融庁による認可を受けている海外業者は最大レバレッジが25倍までという規制が存在しています。
海外業者が全部高いレバレッジを提供しているわけではなく、海外業者の中でも日本の金融庁の認可をもらっている業者は25倍までという規制を受けれています。ただ一方で金融庁の認可のない海外業者というのはこの25倍という規制を受けずに各々の業者が好きなように最大でレバレッジを設定しています。これがいわゆるハイレバレッジ、略してハイレバです。
有名どころで言うとXMは888倍だったり他にも1000倍近いレバレッジがかけられる業者が多いです。
海外業者に不安をお持ちの方のために、別の記事で海外業者について記事を書きましたので あわせて読んでもらえればと思います。
結論から言えば、海外業者をつかっても国内業者を使ってもリスクは存在するということであり、それなりに下調べをすれば海外業者でも問題はありません。
ただしハイレバできる業者を使ってもいいのですが、初心者の方は特にハイレバで取引をいきなり行うというのは推奨しません。しっかりとリスクとリターンを理解した上で使いましょう。
記事が長くなったので3つに分けてアップしていきます。次回をお待ちください。